当院からのお知らせ

2020.07.22

虫歯治療の種類についてを更新しました

虫歯になってしまったという経験がある方は少なくないかと思います。その際に歯科医院で行われる虫歯治療にはいくつか種類があります。

 治療の種類は虫歯の状態に合わせてそれぞれことなります。下記では状態別での虫歯治療をご紹介していきます。

 まず歯の構造からご紹介します。
下記の図のように歯はいくつかの層で構成されています。

【虫歯の状態:初期の虫歯状態(C0(シーゼロ))

この状態はまだ虫歯のごく初期段階です。ただ、歯の色が部分的に変わっている程度で穴が空くほどの状態ではありません。 

治療方法:フッ素塗布やフッ素入りの歯磨き粉を使用して正しい歯みがきをすれば治療せずに進行を防ぐことができます。

 症状:歯の表面が白く濁っている状態です。

 【虫歯の状態:初期の虫歯状態(C1(シーワン))

この状態は虫歯の初期段階になっています。放置してしまうとどんどん進行してしまいますので早めにご来院されることをおすすめします。上記の図のエナメル層に少し穴の空いている状態で見た目は少し黒ずんでいることもあります。

治療方法:虫歯菌に侵されてしまっている部分を削り、削った部分にコンポジットレジンという樹脂で出来た修復素材を詰めて完了です。

 症状:しみたり痛みを感じる事は少ないです。この状態であれば上記の治療を行うことで1回の来院で済みます。ただし、歯石や歯垢を除去するために3ヶ月~4ヶ月周期で定期検診の受診をおすすめします。

【虫歯の状態:象牙質に達する虫歯(C2(シーツー))

この状態は、上記の図の象牙質にまで虫歯が達しています。自覚症状も現れてくる進行状態です。 

治療方法:痛みが出ていることが多い為、麻酔をしてから虫歯部分を削ります。虫歯の範囲が狭い場合C1の治療と同じくコンポジットレジンを詰めて終了です。ただし、象牙質に侵入している虫歯の範囲が広い場合、削る範囲も広くなる為詰めるだけでは足りず被せ物が必要になるケースもあります。

 詰め物・被せ物の種類はこちら

 症状:噛み合わせた際にズキッと痛みがあったり、冷たいものや甘いものを食べた際に痛みが出る事が多い状態です。また、見た目は黒ずんでいることがあります。

 【虫歯の状態:神経に達する虫歯(C3(シースリー))

この状態は虫歯がだいぶ進行してしまっている状態です。上記の図の歯髄といういわゆる歯の神経にまで虫歯が進行しています。

治療方法:相当に痛みが出ている状態ですのでまず麻酔をしてから虫歯部分を削ります。この状態はかなり広範囲に虫歯が広がっている為、削った後は鎮静治療をしたあと型取りをおこないます。その後、被せ物をセットして完了です。

※被せ物の種類はこちら

虫歯の状態によっては神経を取らなくてはならないケースも多くその場合、むし歯菌に侵されている神経の除去と同時に消毒をして虫歯菌が再侵入しないようにします。

症状:冷たいものや甘いものを食べたり歯をかみ合わせた際に強い痛みが出ますがひどい場合には何もしなくても激しい痛みに襲われます。歯を抜かずに治療をする為にも出来るだけ早い来院をおすすめいたします。

【虫歯の状態:歯のほとんどが崩壊(C4(シーフォー))

この状態は虫歯がかなり進行しており歯の大半が崩壊してしまい根っこの部分のみ残っている状態です。この場合、多くのケースで歯髄(歯の神経)は死んでしまい細菌感染を起こしています。

治療方法:まず虫歯部分を削ります。神経が死んでしまっている場合がほとんどですので神経の除去をします。神経を除去すると歯の中に空間が出来ますがこれを根管と呼びます。この根管内に薬を塗ったり菌を除去したりする根管治療を繰り返しおこないます。完全に清潔な状態になりましたら土台をセットしてその上に被せ物をセットし完了となります。

 上記の治療方法を選択することで出来るだけご自身の歯を残すことが出来ますが状態によっては抜歯をせざるを得ないこともあります。 

症状:神経が死んでしまっている場合、痛みは感じません。だからといって虫歯の進行がストップしているわけではありません。歯の神経に細菌が感染すると化膿したり歯のまわりの骨が炎症を起こしたりします。また、感染により腐ってしまうと強い臭いが発生することもあることから口臭の原因にもなります。一刻も早い来院をおすすめいたします。

 このように虫歯はステージが進めば進むほど痛みも増しますし治療回数・治療費用もかさんでしまいます。

 虫歯にならないようにケアすることも重要ですが定期的な検診をお受けいただく事でこういったリスクを大幅に回避することが出来ますので是非皆さん歯科の定期検診を受診するようにしてください。

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