【歯周病について】
歯周病は日本人の多くがかかっていることで有名ですが『自分が歯周病かどうか分からない』という方も少なくないかと思います。実は「歯を失う原因の第一位は歯周病」と言われているほどこわい病気なのです。
また、歯周病は口腔内の環境だけではなく全身に様々な影響を及ぼします。
【歯周病が引き起こすトラブル】
✅脳梗塞
✅心筋梗塞・狭心症
✅糖尿病
✅妊娠性歯肉炎
✅低体重児早産
✅誤嚥性肺炎
✅骨粗鬆症
✅関節炎
✅メタボリック症候群
上記のように様々な病気へのリスクがあります。
歯周病にならないために
まずはセルフケアが重要です。
✅自分に合った歯ブラシに変える
✅正しい歯みがきの方法で歯を磨く
✅歯間ブラシやフロスを使用する
✅喫煙を控える
✅ものを食べる際によく噛む
このようにご自身で予防をすることも大切です。
歯周病になっていたら
歯周病にかかっていた場合治療が必要です。
具体的にどのような治療をおこなうかご説明致します。
まず歯に付いてしまったプラークを除去します。プラークを除去せずにそのままにしておくと歯石になります。この歯石は専用の機器で除去していきます。歯周病の進行の程度にもよりますが抗生物質を服用することで体内から内科的治療をすることもあります。
また、歯の深い部分にも歯石が付着してしまった場合、歯ぐきを切開して歯石を除去する必要があり外科的な治療をおこなうこともあります。このように歯周病は進行してから治療をおこなうと治療はどんどん複雑になり患者様自身の負担が大きくなってしまいます。
歯周病は自覚症状が少ない病気ですので日々のセルフケアだけでなく定期検診を受ける事でそのリスクは大幅に減らすことが可能です。
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